貧乏カフェオーナー借金150万、2020年完済への道

妻に内緒の借金150万、アラフォー貧乏カフェオーナーが2020年東京オリンピックまでに完済を目指します!

はじめてのア●ム

今から20年近く前のはじめて借金をしたときの話を書きます。

 

私は大学を卒業後して大手企業に就職、社員寮暮らしをを始めました。

 

社員寮食事付きと恵まれた環境でしたので生活にそれほどお金が掛かりません。

 

なかなか欲しい物を買ってもらえない貧乏な家庭で育った私は、人生ではじめてと言っていいほど自由に使えるお金を手に入れて浮かれていました。

 

そして給料が入ると後先のことを考えずに趣味にお金をつぎ込んでいました。

 

私は音楽鑑賞が趣味だったので好きなアーティストのCDを全て買い揃えたり、ライブや野外フェスに行って、湯水の如くお金を使いました。

 

最初の内は給料の範囲内でやっていたのですが欲望はどんどんエスカレート、月に数十枚のCDを買ったり、毎週のようにライブに行ったりしていたら、次第に毎月のカード支払い額がきつくなってきました。

 

ある月のカード支払い額を見て驚愕しました。

 

額にして20万円ほど、支払い日にお金をかき集めてもどうしても5万円ほど足りませんでした。

 

今だったらカード会社に連絡して支払い額を変更してもらったり融通が効くと思うのですが、無知だった私は「どうしよう、どうしよう」と誰にも相談できず悩みました…。

 

そこで当時TVのCMでガンガン流れていたサラ金の無人契約機に駆け込みます。

 

郊外のバイパス沿いにある無人契約機に周囲の目を気にしながら入りました。

 

借金をすることが犯罪でも犯すような罪の意識があったのを覚えています。

 

ドキドキしている私とは対象に、回線で繋がったサラ金のオペレータースタッフはとても愛想良く接してくれて直ぐに審査が通りました。

 

無人契約機で発行されたカードの限度額は50万円、すぐに隣のATMから5万円を引き出しました。

 

ここから長い長い借金生活が始まりました。

 

続く